第35回
金魚百科―最新式の飼育と観賞
少時代を感じるところが逆に良い味の金魚の本 |
年代のせいなので仕方がないのですが、写真が少し古い気はします。ただ、内容に関しては、巻頭の金魚の種類の紹介も豊富で、飼い方、病気もきちんと対処法がのっています。挿絵も理科の教科書のようで、ワタクシは非常に気に入っています。この本の特筆すべき点は、一覧表がいろんな場面で出てくること。「金魚の品種と体色の違いによる色素の比」という表は金魚を飼っているひとなら見たいはず。また、金魚の系統図のポスタ−?もおまけのようでとても嬉しかった。尾や、目など各部位の説明もこの本の個性です。