トラちゃん―猫とネズミと金魚と小鳥と犬のお話
動物園??? |
私も猫を飼っているのですが、うんうんと思えることがたくさんありました。猫とインコと十姉妹とねずみと金魚を同時に飼うなんてすごいけれど、それよりもそのひとつひとつのペットの話しが面白くって、お母さんと弟の反応の面白くってすぐに読みきってしまいました。
My愛蔵本です。 |
この本は本当に面白い!初めて読んだ時はまだペットを飼っていなかった
のですが、それでも充分に楽しめました。
犬を飼っている今、読み返してみるとまた新しい発見があったりして
・・・深い1冊です。
私は特に、金魚の「よしこちゃん」が大好きです。
そういえば祖母の家にも、やたらデカい金魚がいました(笑)
やっぱり一番! |
群ようこさんの本はいくらか読みましたが、ありのままを語る文章がすごく好きです。 中でもこれがピカイチ! これを読む人は群さんの目を通して、彼女の家族のユーモアや暖かさに触れ、そこで暮らすどうぶつ逹の栄枯盛衰を目の当たりにしていきます。 切ない話、ドキッとする話、ほのぼのする話、笑える話など・・・。色々などうぶつ逹の「こんな話」や「あんな話」がでてきて、ホントにおもしろい!
とっても楽しい本です。 |
群さんの本は、さりげない日常も面白くって楽しい☆
たくさんのシリーズの中、「トラちゃん」が1番好きです
最初に読んだのが、10年程前
通勤電車の中、読んでいましたが、顔がにやけてしまい大変でした
なんだか心も和む、そんな1冊です
私が群ようこにはまった理由の1つです。 |
群ようこさんの描く日常生活は、
本当にいわゆる普通の生活なんですが、
そこに彼女の新たな「家族」が加わることで
こんなにも楽しい毎日になるなんて!
色々な動物が出てきますが、何と言っても猫のトラちゃんの話が一番!
半ノラ状態のトラちゃんは、自分の子育てで精一杯にも関わらず、
群さん一家に過剰に頼ろうとはしない、高いプライドの持ち主です。
彼女(トラちゃん)が最後、死期が近づいたであろうときのくだりは、
非常に悲しいのと、また少し驚嘆してしまいました。
私自身猫を飼っているので感情移入しやすい内容でもありましたが、
動物嫌いな人でも楽しんで読んでもらえると思います。
もちろん動物好きにはたまらない本ですよ!