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有馬 哲夫

ディズニーとライバルたち―アメリカのカートゥン・メディア史

ディズニーとライバルたち―アメリカのカートゥン・メディア史 人気ランキング : 177766位
定価 : ¥ 3,360
販売元 :フィルムアート社
発売日 : 2004-05
発送可能時期 : 通常1〜2週間以内に発送
価格 : ¥ 3,360
いろいろわかりました

いままでディズニー以外のアニメーション作家のことを書いた本はなかったので、いい本だと思いました。ウッドペッカーの作者がウォルター・ランツだったことや、バックスバニーをかいたアニメーターは一人ではなかったことを知りました。テレビがでてきたことで、映画の短編アニメーションが駄目になったというのも初めて知りました。今のテレビのアニメーションとディズニーのころのアニメーションとはまったくちがうものなんですね。ケーブルテレビでトムとジェリーやバックスバニーなんかを見たときにまたそこのところを読み返したいと思います。

本格アニメーション史

ディズニーだけでなく、フライシャーやランツやハンナーバーベラなどのライバルのことを取り上げかています。いろいろ面白いエピソードを紹介していますが、アメリカの歴史や映画史を知っていないと読むのは難しいと思います。「あとがき」にもあるようにこれから学問としてアニメーション史を勉強する人のための本です。株に興味ある人には向きません。

ゲラゲラ笑える面白ジョークの数々(但しアニメファン限定)

この本が新しいアニメ史の本だと思った貴方、それは大間違いです。
この本は早稲田のメディア学の教授有馬先生がアニメファン向けに書いたブラックジョークの本です。
特に、フリッツ・フリーレング(先生風に書くとフレレング)のあきらかにジョークととれる発言
「ワーナーは自分たちがミッキーマウスを作っていないのを知ってスタジオを閉鎖した」の真贋を真
面目に考察する下りはもう涙が出るくらいに笑いました。
でも先生の爆笑ギャグの数々も、アニメーションの知識の無い人には通じなかったりするので、
ある程度アニメーションについて判ってる人が読んだ方がいいと思います。
アニメーションについての歴史を書こうとしつつも、己の浅学非才ぶりをさらけ出す有馬先生の
汚れ芸人並の体の張り様は驚愕です。
こんなに買った自分が笑える本なんてめったにあるもんじゃないですよ。
一度先生の講義が聞いてみたい、きっと大人気なんだろうなぁ。


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