ディズニーシー攻略法

村に住む美しい娘ベルは、父の代わりに恐ろしき野獣の姿をした男の家に幽閉されるはめに。やがてベルの優しさに野獣のかたくなな心も和らいでいく。実は誰かが野獣を愛してくれない限り、彼をはじめ家来たちの魔法はとけないのだが…。
ディズニー長編アニメーション映画30本目にして、アカデミー賞最優秀オリジナル作曲賞＆主題歌賞を受賞、さらには作品賞にもノミネートされるという快挙を成し遂げた、ミュージカルとユーモア、そしてヒューマニズムとダイナミズムなどなど、エンタテインメントに必要不可欠な要素が見事にバランスよく混在した傑作。今回は、初公開版でカットされていた楽曲を復活させて、2001年1月1日に全世界のアイマックスシアターで一斉公開された“スペシャル・リミテッド・エディション”としてのお目見えとなる。（的田也寸志）

あまりにも完璧で完成された作品。満点以外の点がつけれる訳がない。
魅力的なキャラクターに、素晴らしい音楽。野獣が愛していいのか？愛される事が出来るのか？という戸惑い、葛藤。野獣の見かけではなく、心の暖かさに惹かれていくベルの心の経緯。彼等の悩みや気持ちは野獣でも美女でもないけど誰もが一度は悩む事だからこそ、共感し引き込まれていくのだろう。
そしてディズニーの象徴のミュージカルようなシーンも良いけれど、なんと言ってもホールでのダンスシーン。「Beauty and the Beast」をバックミュージックに二人が踊る所は素敵過ぎて何度みても鳥肌が立ちます。
全世界中のアニメーションの中でも間違いなくトップクラスの作品。未見の方は是非とも見てください。この作品を見ないでいるのはあまりにも惜しい。

史上初、アニメにも関わらずアカデミー作品賞にノミネートされたのは、この素晴らしい物語の内容に多くの人達が心揺さぶられたからだと思います。
ベルと野獣が徐々に愛し合っていく中でガストンによる残酷な復讐、人間の醜い部分もちゃんと描かれていると思います。（しかも結構リアル）
また2人を取り巻く素敵なキャラクター達も心をあったかくさせてくれ、時にクスリと笑わせてくれます。
ストーリー・映像・キャラクター、どれをとっても落ち目はありません。いつ見ても素敵な映画です。

ディズニーのアニメ作品で唯一アカデミー作品賞にノミネートされた作品。それだけあって最初はお互いに反発していたベルと野獣の恋の行方を美しく繊細に描いています。そしてなんといっても肝心なのは音楽です。キャラの心の変化を描き出すような音楽は傑作以外の何者でもありません。ずっと心に残る作品です。

　ディズニー映画の中でのお気に入りは、｢美女と野獣｣です。歌よし、映像よし、ストーリーよしで、素晴らしい作品だと思います。ベルがソロで歌う歌は、大変きれいで、心に響きます。こんな素敵な女の子になりたい、そう思わせてくれるのではないでしょうか。

最初から最後まで、宝物がぎっしり詰まっているような大のお気に入り作品。ベルが歌いながら村を歩くところ・・野獣と踊るところ・・。野獣が人間に変身するところ・・。すべてが芸術的で輝いちゃってます。ブロードウェイでもミュージカルを観てきましたが、私はこちらのオリジナルの方が好きなのです。こっちのほうが野獣が不器用だから。アニメを超えてすべての映画作品の中でも、こんな名作は、なかなかないと思います。